課題解決事例

ロボット走行軸の駆動源(TCGランナー併用)

溶接用ロボット走行軸でTCGランナーと遊星減速機とサーボモータを組み合わせて使用しているが、減速機のバックラッシにより停止位置にバラつきが発生していた。

解決の内容・施策

ボール減速機の位置決め精度の高さに着目し、減速機の置き換えを検討。ボール減速機を採用することで、バックラッシによるガタつきの解消と停止精度の向上が見込まれる。

効果・メリット

強化型ボール減速機SFPシリーズを採用したことにより停止時のガタつきが解消され位置決め精度を向上させることができた。

また、ロボット走行軸の加減速時にかかるラジアル荷重を存分に受けることができる為、ラックアンドピニオンとの相性が良く、TCGランナーの能力をより発揮することができた。

さらに、ローラピニオンが減速機に組付けられた状態で購入することができ、組付工数の削減にも貢献した。

 

・耐ラジアル荷重性能を強化しており、TCGランナーとの相性抜群

・TCGシリーズと組み合わせることで高精度な位置決めが可能

・停止時にバックラッシによる衝撃が発生しない

・ノンバックラッシで転がり接触の為、正逆の切り替えしが滑らか

採用製品TCG1210~2510型用精密ボール減速機
SFP-Pシリーズ

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