課題解決事例

駆動部品省スペース化によるAGVの小型・低床化の実現

AGVのさらなる低床化、コンパクト化等の要求が進んでいる中で、構成部品の小型化の要求も高まっているが、減速機が駆動部周辺のスペースを圧迫しており設計の課題となっている。減速機を小型にしたいが可搬重量は落としたくない。

解決の内容・施策

AGV車輪駆動部とリフター駆動部に超薄型差動減速機のPSRシリーズを検討。

従来の減速機から薄型・コンパクトになったことによりAGVの低床·小型化が見込まれる。

効果・メリット

次世代AGVに求められる低床・コンパクト設計が実現された。

PSRは薄型・コンパクトながらも減速比が高く、AGVの可搬重量を落とすことなく従来の減速機から置換えることができた。

AGVが低床・小型化したことにより、工場内の狭い空間で人が運搬していたところや、積載物の高さ制限がある工場での導入が可能となり製品競争力向上に貢献。

また、AGVが小型化したことにより、周辺の設備やロボットのレイアウトの自由度も向上し搬送工程の最適化に寄与した。

採用製品超薄型差動減速機
PSRシリーズ

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