課題解決事例

タクトタイム向上

食品加工機のフィーダー部にエアシリンダを使用しているが、シリンダの戻り時間によりタクトタイムに無駄が発生していることが課題となっている。

そのため装置の駆動部を回転機構等へ見直すことでタクトタイムを短くしたいが、防爆環境での使用となる観点から安全面を配慮し電動モータの使用は避けたいと考えている。

解決の内容・施策

空圧制御で割出動作が行える回転機構のカム式エアインデックスMDFの採用を検討。

本体エアポートにエアー供給をすることで内部のカムピストンが動作し割出動作を行うため、シリンダのような戻り時間が無く連続でフィードを行うことが見込める。

効果・メリット

MDFを採用したことで、シリンダのような戻り時間が無く連続でフィード動作が可能となり装置タクトタイムが向上した。

MDFはソレノイドバルブによる空圧制御のインデックスのため、モータを使用せずに装置設計が出来たことから防爆環境にも適合することが出来た。

さらに、本体エアポートへの給気・排気の1往復で2割出しを行うWカム方式により、割出動作の高速化及び消費エアー量の削減による省エネにも貢献した。

採用製品エアインデックスシリンダ
MDFシリーズ

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